What's "DOCUMENTARY 1981"?

DOCUMENTARY1981とは、1981年に生まれたそれぞれの主人公の生き方を追った、ドキュメンタリー映像作品です。思春期にはアナログからインターネット環境へと急速に時代が変化。社会人の入り口で就職氷河期とリーマンショックを経験して終身雇用は幻想だと悟った。3.11の大震災を30歳で経験したわたしたちが、今、新しい生き方を模索している。
自分らしく生きるとは?どう生きたら、幸せと言えるのか?新しい一歩を踏み出そうとする1981年生まれのリアルな今を、1981年生まれの映像ディレクターが撮影。2015年完成を目指し、撮影中です。撮影の過程もリアルタイムに更新していきます。同時に上映してくれる場所も探し中!

2014/06/25

建築家 大村洋平くん家づくり。施主さんとの偶然の出会いが始まりだった | 家子 | カントクの撮影途中日誌


1981年生まれの建築家、大村洋平くん。先日、彼が手がけた住宅のお施主さんへの引き渡しと、オープンハウスが行われました。このお宅を大村くんが設計することになったのは、ある偶然の出会いによるものでした。
2011年、第一子出産のために訪れた病院で、同じように出産を控えた夫婦と出会います。ご夫婦が自分たち夫婦と同世代で、子どもが生まれたら同い年ということもあり、意気投合。そこから友人としてのつながりが生まれました。
そんな友人ご夫婦から「こんど、自宅を建てたいのだけど…」と相談があって、この家を手がけることになりました。

その家は、3つの世帯が暮らす家。
子どもたちがまだ幼く、この家で巣立っていくことになります。
大村くん自身、同い年の息子の成長をそばで見てきたからこそ、子どもの可能性を高める家を、実感を持って提案することができたと言います。

撮影をしていて印象的だったのは、大村くんとお施主さんとの関わり方。
もともと友人から始まったということもあり、ビジネスだけではない、家族のような空気がそこにはありました。
引き渡しの場には、大村くんのパートナーやお子さんも来て、一緒に祝う。お施主さんのお子さんと、大村くんのお子さんが、出来たばかりの家を走り回って探検する。
大村くんが目指す、お施主さんと一緒になって取り組む家づくりの形を観た気がしました。

僕の家の作り方は、無駄が多いと言われるかもしれません。打ち合わせの回数がとにかく多いし、プライベートでも関わっていくことになる。でも今は、そのやり方が自分らしいと思います。この家とは、一生のつき合いになりますからね

施主さん家族と、自分の家族と一緒に完成したばかりの家を見る大村くんは、とても幸せそうでした。


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