What's "DOCUMENTARY 1981"?

DOCUMENTARY1981とは、1981年に生まれたそれぞれの主人公の生き方を追った、ドキュメンタリー映像作品です。思春期にはアナログからインターネット環境へと急速に時代が変化。社会人の入り口で就職氷河期とリーマンショックを経験して終身雇用は幻想だと悟った。3.11の大震災を30歳で経験したわたしたちが、今、新しい生き方を模索している。
自分らしく生きるとは?どう生きたら、幸せと言えるのか?新しい一歩を踏み出そうとする1981年生まれのリアルな今を、1981年生まれの映像ディレクターが撮影。2015年完成を目指し、撮影中です。撮影の過程もリアルタイムに更新していきます。同時に上映してくれる場所も探し中!

2014/08/28

河野くん、会社辞めるってよ。 | 家子 | カントクの撮影途中日誌


夏を挟んで、2ヶ月ほどあいて、久しぶりに河野くんの撮影。その間、河野くんのFacebookからは色々変化があったことは知っていたのですが、本人の口から直接聞いてみたかったのです。

「河野さん、会社辞めたんですか?前は迷っている…と言っていたのですが、そこから決断があっという間でびっくりしました。何があったんですか?」

それからは2時間ちかく、河野くんが決断したこと、それからあった色々なこと、今の気持ち、仕事の仕方などを話してもらいました。
いやー、止まらない止まらない。

最近やっと、自分が実現したいことが定まったといいます。
塾運営や、教育に携わってきた自身のキャリアをこれからは
中高生や若い人たちが、色々な将来の選択肢と出会える場をつくることに活かしたい。かまくらの学校でやっている地域活性も、様々な生き方をする人と人が出会う場につながっていけたら…と。

心なしか、スッキリした顔に見えるのは、先入観からだけではないはず。
だから聞いてみました「どうですか、個人事業主になるって。いまどんな気持ちですか?」

河野くんからは意外な言葉が返ってきました。

「うーん。正直、今は全然分からないです。想像と違ったな、というところもあります。もっと自分のペースでゆったり…と思っていたのですが、今は色んな方にお声がけしていただいて、もう休日なくフル稼働。それこそサーフィンもあまりできてなくて、このあいだ久しぶりに海に入りましたよ。そこで『もっとシンプルでもいいんじゃないか…?』と考えちゃったりね。」

すっきりした、楽しい!という言葉をどこかで期待していた私は少し恥ずかしくなりました。でも、そうですよね。新しい道に踏み出したばかり。混乱も焦りも、迷いもありますよね。それでも、自分でこっちだ、と決めて分からないなりに進んでいく。だから応援したくなるのですよね。

かまくらの学校の海街プロデューサー講座の方は、行きつ戻りつしながら、まずは10月に単発のイベントを成功させることがミッションになっているようです。

「やばいんですよ、もうすぐなんですけどね、決まってないことが多くて…」

がんばれ河野くん!

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