What's "DOCUMENTARY 1981"?

DOCUMENTARY1981とは、1981年に生まれたそれぞれの主人公の生き方を追った、ドキュメンタリー映像作品です。思春期にはアナログからインターネット環境へと急速に時代が変化。社会人の入り口で就職氷河期とリーマンショックを経験して終身雇用は幻想だと悟った。3.11の大震災を30歳で経験したわたしたちが、今、新しい生き方を模索している。
自分らしく生きるとは?どう生きたら、幸せと言えるのか?新しい一歩を踏み出そうとする1981年生まれのリアルな今を、1981年生まれの映像ディレクターが撮影。2015年完成を目指し、撮影中です。撮影の過程もリアルタイムに更新していきます。同時に上映してくれる場所も探し中!

2014/03/08

見えない心のメガネを外したら、よく見えたという話。 | 家子 | カントクの撮影途中日誌


1ヶ月ぶりの撮影で京都へ。
新井くん、風邪をひいて少し辛そうでした。

新井くんが同志社大学で行った学部生向けセミナーにお邪魔したり(※冒頭の写真がその風景です)
新井くんの地元京都でのセミナー活動の拠点となっているヒトマナビカフェでお話を聞いたり。
ひとつひとつ、濃いものでした。

これまで何度も会って話をしてきましたが、
新井くんという人が今回の撮影で、
浮かび上がってきました。
ドキュメンタリーを撮っていると
私の先入観がはがれ落ち、本来の生々しくも魅力的な人間が、カメラの前にぬっと顔を出す瞬間が
必ずあるのですが、今回の撮影がまさにそうでした。
「ああ、この人は、こんな魅力があったんだ」と。

それは多分、被写体のご本人が変わったのではなく、わたし自身がやっと
「この人はこういう魅力のある人」という、もともとかけていたメガネを外して、本来に近いその人の姿を
捉えられてきたということなんだと思っています。このメガネ、最初はかけている自覚がないからやっかいなのです。
日常生活でもきっとこの見えないメガネをして人と話しているのでしょうね。

撮影中にメガネが外れたときは、誰であれ、同じ状況になります。
「それって、もしかして、****ということ?」
「ああ!そう、そうですね。自分でも気がつかなかったけど、そうです」
という会話が、私とご本人との間で行われる。
今回新井くんとも、そんな会話がありました。

と、なんだか本当は今回の撮影で、ものすごく色々な気づきがあったので、そのことを
書きたかったのですが私の話になってしまいました。

京都駅近くの書店で展開されている
新井くんの推薦図書コーナーを観てきたのですが
そこで店長うかがった話に、書店の可能性を感じました。
その内容はまた日を改めて書きます。


みなさま、良い週末を!

0 件のコメント:

コメントを投稿