What's "DOCUMENTARY 1981"?

DOCUMENTARY1981とは、1981年に生まれたそれぞれの主人公の生き方を追った、ドキュメンタリー映像作品です。思春期にはアナログからインターネット環境へと急速に時代が変化。社会人の入り口で就職氷河期とリーマンショックを経験して終身雇用は幻想だと悟った。3.11の大震災を30歳で経験したわたしたちが、今、新しい生き方を模索している。
自分らしく生きるとは?どう生きたら、幸せと言えるのか?新しい一歩を踏み出そうとする1981年生まれのリアルな今を、1981年生まれの映像ディレクターが撮影。2015年完成を目指し、撮影中です。撮影の過程もリアルタイムに更新していきます。同時に上映してくれる場所も探し中!

2014/03/15

1981年生まれの新しい生き方を追うドキュメンタリー動画★楽しかった思い出は、アルバムに入れておくだけではもったいない(新井)


自分らしく生きるための軸探し…楽しかった思い出は、アルバムに入れておくだけではもったいない

■僕の思い違い

先日、雪の舞う京都で、密着取材を受けました。
取材について、これまでの僕のイメージは、「既に自分が自覚しているものをそのまま
表現するもの」だと思っていました。
しかし、それは僕の思い違い。
確かに、「既に自覚しているもの」を表現する側面は強いですが、実は
「自覚していなかったけど、実は自分の中にあったもの」を表現する場でもあることに気付きました。
今日は、その気付きを得たやりとりについてお話します。


■発信を始めたきっかけは?

僕は、自分が壁にぶつかったとき、本や人との出会いによって意識が変わり、救われた経験から、
昨年下半期以降努力と意識次第で人生は好転するというメッセージを、できるだけ多くの人に伝えたい」というコンセプトの下、

・専門分野である法律と、穏やかに生きるための考え方を掛け合わせたセミナーを開いたり
・月刊誌Leafで書評コーナーを持ったり
・大型書店で勝手に推薦図書コーナーを持ったり

様々な発信をするようになりました。

それについて、家子さんから、
 「どうして、そういう発信をしようと思ったのですか?」
と聞かれました。

これに対する答えは、既に自覚していました。
僕は、本や人のおかげで、「以前の自分より成長した」という意味で「良い思い」をしました。
その「良い思い」を、できるだけ多くの人に体験してもらいたい。
そのために、発信を始めました。
発信の結果、誰かが僕の活動を通して上記の意味での「良い思い」をしてくれれば、
凄く嬉しいのです。
 
例えば、「こんな良い映画があったよ」「こんな美味しいお店を見つけたよ」というように教えたくなりますよね。それと同じような感情です。


■ 自覚していなかった気付き
 
しかし、ここからが気付きでした。
家子さんから、「昔からそうだったのですか?」と聞かれました。
 
しばらく考えこむと、思い当たることがありました。
 
一つは、大学時代に塾講師のアルバイトをしていたこと。
自分の経験やノウハウを生徒に教えるというのは、凄く楽しかった。
スーパーのレジ打ちをしたこともありますが、塾講師の充実感の比ではありませんでした。

もう一つは、目標だった司法試験に合格した時。
受験から合格発表までの間に、「もし合格したら、合格までのノウハウを公開しよう」と思い続けていました。
結局、合格後は忙しくて実現しなかったのですが。
ただ、弁護士になって5年間、ロースクールでゼミを持つ機会に恵まれました。
これも、かなり大きな充実感がありました。

このように、僕は、「自分の得たノウハウを伝えたい」という欲求が凄く強い。
その欲求が満たされた時に、大きな充実感を覚える人間なんだと、気付きました。
そして、今やりたいことは、まさにその延長線上にある。
この気付きは、新鮮でした。


自分が過去に「充実していたなぁ」「楽しかったなぁ」と感じた出来事や活動をよく観察すると、その大きな衝動や欲求の源には、何か共通点がある気がします。

そして、今「やりたいこと」は、突如芽生えたものではなく、その共通点の延長線上にある気がします。
換言すれば、過去を見つめ直せば、やりたいことのヒントが見つかる。
そんな気がします。

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