What's "DOCUMENTARY 1981"?

DOCUMENTARY1981とは、1981年に生まれたそれぞれの主人公の生き方を追った、ドキュメンタリー映像作品です。思春期にはアナログからインターネット環境へと急速に時代が変化。社会人の入り口で就職氷河期とリーマンショックを経験して終身雇用は幻想だと悟った。3.11の大震災を30歳で経験したわたしたちが、今、新しい生き方を模索している。
自分らしく生きるとは?どう生きたら、幸せと言えるのか?新しい一歩を踏み出そうとする1981年生まれのリアルな今を、1981年生まれの映像ディレクターが撮影。2015年完成を目指し、撮影中です。撮影の過程もリアルタイムに更新していきます。同時に上映してくれる場所も探し中!

2014/03/30

1981年生まれの新しい生き方を追うドキュメンタリー動画「午前中は海、午後は仕事という半海半Xのライフスタイルは、限界かもしれない」 | 家子 | カントクの撮影途中日誌


河野くんに2週間ぶりに会ってきました。
「かまくらの学校」で主催する「海街プロデューサー講座(仮)」の立ち上げミーティング2回目。
「ターゲットとする20代〜30代の社会人の方々が、今何を不満に感じ、何を求めているか?かまくらの学校で提供できる価値は何か?」というベースとなる部分を掘り下げていきました。

「今回は、責任者である河野さん自身がターゲットとなるコンテンツにしましょう。今、ご自身に足りないことは何か?何を得たいと思うか?納得するまで掘り下げましょう」という海野学長の言葉が表すように
今回のプロジェクトで、嫌が応にも自分自身と向き合わざるをえなくなった河野くん。
途中、考え込むシーンも多く見られるようになりました。

そんな中、河野くんの口から意外な事が語られました。

「僕はもともと、仕事とプライベートははっきりと分けて考えられる方で、仕事は仕事で求められる事をやり、プライベートは好きなこと、たとえばサーフィンをとことん楽しむ。それが良いんだと思っていました。だから、午前中は海、午後は仕事と楽しめる今のライフスタイルを自分から選んできました。
でも、それが限界かもしれない、と思うことがあるのです。仕事とプライベートをきっちりと分ける、と言うと聞こえがいいかもしれないですけど、それが仕事への言い訳になっていないか、と思うこともあるのです」

河野くんの半海半Xというライフスタイルは、ある意味私たちの世代の理想の形のひとつだと思います。趣味も仕事も、それぞれ両立できる暮らし。
そのライフスタイルを過ごしながら、河野くんの中に出てきた葛藤が、顔をのぞかせた瞬間でした。
さらに高い理想が見えてきたとき、彼がどんな答えを見いだすのか?

このプログラムが、河野くん自身の「今」と「未来」を体現することになりそうです。


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